レクリエーショナル・ビークル的音楽雑記

音楽にまつわるお話を徒然なるままにします。好きなもの紹介・新譜レビュー等

インダストリアルメタルで良い感じのおすすめ曲10選

こんにちは、鷺です。

寒さに弱過ぎて、ここ最近の寒波で必然的に外出自粛となっております。

政府からの要請を受けるまでもありませんね。

 

さて、初記事ということで、一応メタルっぽいことをバンドではやっているので、その界隈からやれればと。

メタルという音楽は結構な数の分派があるジャンルかなと思うんですが、今回はその中でも僕が愛して止まないインダストリアルメタルから好きな曲10選という形で紹介します。 

 

インダストリアルメタルとは?

凄くザックリ言うと、シンセ等の電子音楽的要素にメタル的なアプローチを加えたジャンルといったところ。

元々インダストリアルという音楽はメタルとは別に電子音楽として確立されていたジャンルになりますが、そことメタルが融合して産み落とされたものです。

 

全体的な特徴としては

  • 規則性のあるリズムパターン
  • 金属的かつ無機質な雰囲気や作風
  • ザクザク系のリフ
  • 歪み成分があり、あまりメロディアスではないボーカル

といったものが多く見られるかと思います。

 

余談ですが、インダストリアルミュージックは元々は歴史的な経緯からして、パンク界隈と親和性が高く、その界隈にも人気があるジャンルです。
ゴスのイベントでDJが入る際には必ずと言っていい程、インダストリアルミュージックが流れたりも。

一方でメタルとも音楽的には完璧な程親和性が高く、元祖とされる人達は偉大だなと思う今日このごろです。

 

 

インダストリアルメタル良い感じの曲10選

 1.rammstein 「Feure frei!」

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インダストリアルメタルの代表格として紹介せざるを得ないのがrammstein

トップクラスに好きなバンドの1つなんですが、初めて聴いたのがこの曲でした。

メタル的なサウンドに乗っかるティル(Vo)のバスボイスは、当時衝撃的だった記憶があります。

サウンドもさることながら、奇抜なメイク、火炎放射器等を駆使した豪快なパフォーマンスも特徴的。

ちなみにメンバー全員が離婚歴あり、ティル(Vo)の最初の妻の娘の内の1人は、実父が実はメンバーであるリヒャルト(Gt)であったりと、公私問わずいい感じの経歴です。

 

 2.Dope 「Die MF Die」

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 アメリカの4人組バンドであるDopeの代表的な曲の1つ。

リフやメロの譜割りもキャッチーで、かっこいいかつ耳に残りやすい曲です。

彼らは結構な経歴のバンドですが、認知度はイマイチな印象。

昔バンドを一緒にやっていた人にDope好きな人がいたんですが、

滅茶苦茶熱心に語られ、ノイローゼ気味になった覚えがあります。

 

3.DIE KRUPPS 「Vision 2020 Vision

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ドイツの5人組バンド。

こちらは割と最近の曲ですが、絶妙にダサめなPVも相まってか、シンプルな構成ながら聴き飽きることがない素晴らしい楽曲です。

この手のバンドの中でも実は圧倒的な経歴を持ち、結成から40年が経ちます。

元々はシンセポップバンドでありましたが、90年代からメタルバンドに変貌。

インダストリアルメタルバンドとしての地位を確立させていきます。

 

4.Genitorturers 「Lecher Bitch」

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アメリカの4人組バンド。

経歴自体は非常に長いですが、恐らくアメリカ本国でもマイナーな部類に属するバンドであろうと思います。

エロティックさが売りでもあり、ポルノ誌に掲載されたこともあるという異色な経歴持ち。

この曲はもろにインダストリアルって感じの曲ですが、割と引き出しが多く、幅広いアプローチの楽曲を展開していたりします。

この曲、かっこいいので是非リマスタリングして欲しかったりもします。

 

5.powerman 5000 「Bombshell」

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アメリカの5人組バンド。

リフのザクザク感が心地よいアッパーでノリの良い楽曲。

サイバー感を全面に押し出したPVは一体何が起こってるのかという位の仰々しい展開ですが、スパイダーワン(Vo)の動きはキレがあってかっこいい。見てて疲れます。

 

6.Eisbrecher 「Out of the Dark」

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ドイツでは結構な人気のあるEisbrecherの新譜から1曲。

シンセストリングスを利用した重厚かつ壮大なクールな楽曲。

どちらかというとシンセをメインで押し出したサウンドメイクが特徴的なバンドなんですが、新譜の方はバンド感がより強くなっている印象。かっこいいのでおすすめです。

あとPVのVoのおじさんが渋い。それだけでお釣りが来ます。名前は忘れたけど。

 

7.IN THIS MOMENT 「Blood」

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言わずと知れたアメリカの5人組バンド。

初期の彼らはメタルコア色が強く、楽曲によってはエモ感もあったりしたのですが、この曲収録のアルバム、「Blood」からインダストリアルメタル色が強まっていきます。

サンプリング・逆再生したかの様な質感のギターとボーカルが特徴的で面白い。

ドラッグクイーン的な雰囲気のPVもクールですね。

 

8.SCHAFT 「Vice」

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BUCK-TICK今井寿、ex.SOFT BALLET藤井麻輝からなるユニットですが、

彼らの楽曲にもインダストリアルメタル的アプローチが点在しています。

一方で、元々彼らが腰を据えているバンドのスタイルも匂わすオリジナリティのある楽曲。 ポップで非常に聴きやすい。

 

9.The Mad Capsule Markets 「TRIBE」

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 ミクスチャー要素の強いThe Mad Capsule Marketsですが、その中にもしっかりインダストリアル的アプローチが垣間見えます。

センスの塊の様な楽曲。

厳密には彼らのスタイルはハードコア寄りなのかもしれん。

 

10.Marilyn Manson 「The Beautiful People」

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一時期は確実に世を席巻していたMarilyn Mansonのこの曲。

ロックファンなら恐らく殆どの人は聴いたことがあるのではないだろうか。

当時はなんてモンスターが現れたんだと思ったりしたもんですが、今思うとこの時が一番尖っていてやはりかっこいい。

有名な曲ですが、当時受けたインパクトは計り知れなかったので紹介します。

 

 

おわりに 

インダストリアルメタルについては、おとふりさんのブログで凄く良いと思う記事がありました。

創世記のバンドから紹介してくれていて凄くありがたいので載っけておきます。

https://otofre.com/hmhrgenre_industrial_metal_1st_gens/