レクリエーショナル・ビークル的音楽雑記

音楽にまつわるお話を徒然なるままにします。好きなもの紹介・新譜レビュー等

BUCK-TICK 好きな曲ランキングBEST10

こんばんは。

同じバンドを20年~30年続けられる人達って凄いよなーとつくづく思う今日この頃です。

 

さて、今回はそんなバンドの筆頭とも言える存在、僕が愛して止まないBUCK-TICKの好きな曲ランキングBEST10という完全なる自己満足企画をやります。

BUCK-TICKとは?

劇場版BUCK TICK バクチク現象 1

buck-tick.com

1985年結成から2021年現在まで、大きな活動休止をすることなくコンスタントに活動を続けている安定感抜群の超ベテランバンド。

ヴィジュアル系界隈ではスター中のスターと崇められているバンドの1つでもないでしょうか。

その安定感抜群の経歴が証明する様に、唯一無二と言って良いオリジナリティの高さや、ゴスやインダストリアル〜ポップロック的音楽まで多岐多様に渡る音楽的表現力が持ち味です。

 

BUCK-TICK好きな曲ランキングBEST10

10位:ゲルニカの夜

www.youtube.com

20thアルバム「No.0」収録曲。

曲名はピカソの有名画から来ていると思いますが、その名の通り都市爆撃に遭遇する子供をテーマにした楽曲。

儚げな印象を与えるシンセサウンドと、哀愁が漂うバンドサウンドに乗る櫻井敦司のエモーショナルな歌い方が悲壮感を倍増させている。

歌詞はなかなか惨たらしい内容ですが、最後の最後は…

 

9位;Love Letter

www.youtube.com

7thアルバム「Six/Nine」収録曲。

インダストリアル的なアプローチが強い、エッジが効いたギターリフが前面に押し出されたかっこいい楽曲。

アルバムを初めて聴いた時、この曲で一発でやられた思い出が懐かしい。

中期のBUCK-TICKは当時のシーンの状況や他バンドとの繋がりもあって、この手のサウンドメイクをする楽曲がちらほら見られてましたね。

 

8位:迦陵頻伽 -kalavinka-

www.youtube.com

9thアルバム「SEXY STREAM LINER」収録曲。

仏教的なシンセギターのラインが妖しさを醸し出す、BUCK-TICKの中でも一風変わった曲。

うねうね動くグルーヴ感のあるベースもかっこいい。

でも正直、BUCK-TICK初めて聴く人にお勧め出来る曲かというと、多分違うと思います。

 

7位:Passion

www.youtube.com

13thアルバム「十三階は月光」収録曲。

少し宗教音楽っぽい雰囲気の1曲。

荘厳で重厚なサウンドからは魔界的な情景を思い起こさせる。

ちなみに、櫻井敦司(Vo)は一部の界隈からは完全に魔王扱いされている訳ですが、その由縁もこのアルバムによる影響が大きいですね。

 

6位:DADA DISCO-G J T H B K H T D -

www.youtube.com

18thアルバム「或いはアナーキー」収録曲。

ポップなサウンドと軽妙なリズム、難解な歌詞世界が印象的なこの曲。

決してメロディアスなタイプの曲ではないんですが、リズムのキャッチーさが絶妙で、一発でツボに入った曲。

 

5位:BOY septem peccata mortalia 

www.youtube.com

19thアルバム「アトム未来派 No.9」収録曲

最近のBUCK-TICKではよく演奏されている曲の1つ。

静かで不穏な展開のA,Bメロからサビでのエモーショナルな展開がキレがあってかっこいい。

歌詞の題材はカトリック七つの大罪らしく、各罪源が歌詞中に登場する。

 

4位:残骸-Shape 2-

www.youtube.com

12thアルバム「Mona Lisa OVERDRIVE」収録曲。

ハードロックなギターリフと、ミッドロー中心に展開するリズミカルなメロディがストレートにかっこいい楽曲。

 

3位:胎内回帰

www.youtube.com

20thアルバム「No.0」収録曲

トラック的には10位のドミニカの夜の後に展開されるこのアルバムのラストを飾るナンバー。

Em7から始まる浮遊感のある展開と、壮大かつ変化球的なメロディが非常に強い個性を放つ。

ゲルニカの夜と同じで、戦争の情景を思い浮かばせる歌詞なんですが、これが120%サウンドとシンクロしてくるんですよね。

最後の最後にこういう曲持ってくるセンスよな〜という感じ。めちゃくちゃ好きな曲です。

 

2位:愛の葬列

www.youtube.com

19thアルバム「アトム未来派 No.9」収録曲。

BUCK-TICK屈指の壮大なバラードナンバー。

個人的にバラードで琴線に引っかかる曲ってそんなに多くないんですが、この曲は一発で引き込まれました。

バックのコーラスや、クリーンギターに絡むベースのリズムが凄い宇宙的というか、銀河鉄道999の画が思い浮かぶのが僕だけなんでしょうか。

ちなみにアニメをしっかり見た訳ではないです。

 

1位:MY FUCKIN' VALENTINE

www.youtube.com

9thアルバム「SEXY STREAM LINER」収録曲。

映えある1位はこの曲です。異論がある方もそうでない方もいることでしょう。

SFチックなアナログシンセが終始鳴り響く中、歌い上げるというよりはラップに近いアプローチで交互に今井寿(gt)と櫻井敦司の声が入れ替わるアッパーな展開な曲。

ここまで来るとロックというよりテクノ的な特徴の方が目立つというか、今井寿に関しては最早ギター持ってないですからねこの曲。

あと、歌詞も凄い。「スカトロ」みたいな言葉を堂々と使ってしまうセンス。
櫻井敦司だからこそギリギリOKな感は否めない。いや、やっぱりアウトかも。

 

 

(TOP10だと消化不良な感が否めなかったので、もしかしたらひっそりとリライトする時が来るかも。まあ気が向いたら)

 

ABRACADABRA [完全生産限定盤A] [SHM-CD + Blu-ray]

ABRACADABRA [完全生産限定盤A] [SHM-CD + Blu-ray]

  • アーティスト:BUCK-TICK
  • 発売日: 2020/09/21
  • メディア: CD