GWになりましたが、ご時世的には相変わらず厳しい状況ですね。
個人的には非常にハードな時期でしたが、今月もやっていきます。
選定ルール
- 2021年4月中に初見で出会った作品
- リリース日で縛りは設けないけど、出来るだけ直近の作品をチョイスする
- ジャンルも縛りはせず、直感で良いと思ったやつをチョイス
- ランキング形式とかにはしない。ややこしくなるし
- アルバム/シングルは特に考慮しない
聴いて良かった作品10選
1.Swingrowers 「Hybrid」
イタリア産スウィングカルテットの約3年ぶりの新譜。
今作も間違いなしの一言。
スウィング系の音楽が好きな方は必聴です。
2.My Own Private Alaska 「Let This Rope Cross All the Lands」
初見でしたが、フランスのバンドらしい。
ジャンル的にはスクリーモに部類する音楽性ですかね。
悲壮的かつエモーショナルなピアノとヴォーカルが特徴的で、他のスクリーモバンドにはなかなか見られない艶やかさがあり、一発で引き込まれた作品。
3.Havard Volden 「Menneskekollektviet」
ノルウェーのエクスペリメンタルミュージシャンの新譜。
同じくノルウェーのアーティストであるLost Girls、Jenny Hvalとの共作。
アナログシンセが前面に出たレトロな感じのテクノサウンドと、北欧らしいややメランコリックな反復的サウンドが癖になる。
4.Drumcorps 「Better Days」
AaronSpectreのメタルプロジェクトであるDrumcorpsの新作EP。
IDMやインダストリアル要素と00年代のニューメタル的サウンドが良い感じに混在したサウンドが好み。
10分ちょっとでラフに聴けるボリューム感も時間に優しい。
5.新しい学校のリーダーズ 「若気ガイタル」
日本のダンス&ボーカルグループの2019年作のアルバム。
完全にたまたま聴いたんですけど、試験前夜が非常にツボだったのでそのまま1枚通して聴いてしまいました。
ポップなファンク風のサウンドとボーカルの良い意味でのチープ感の塩梅が小気味良い。
6.Melt Yourself Down 「100%YES」
イギリスのアヴァンギャルド系バンドの去年リリースのアルバム。
パンク的なサウンドアプローチとジャズやファンクが融合した音楽性にオリジナリティの高さを感じさせる。
アフリカンな民族的要素もあったり、非常に面白い方向性のバンドです。
7.IDLES「Ultra Mono」
イギリスの大御所ポストパンクバンドの去年リリースされた作品。
全英でもアルバムチャート1位を記録した巨作。
こういう作品が1位とれる世界線、素晴らしいですね。
8.Black Country, New Road 「For the First Time」
新進気鋭の若手UKロックバンドの記念すべき第1作目のアルバム。
普通のバンド編成+サックスやヴァイオリン等、割と大所帯な編成も特徴的ですが、それ故音楽性も変化球で面白い。
雰囲気的にはBlack midi辺りと近い、変態感のあるフレージングが耳に残る。
9.Feu! Chatterton 「Palais d'argile」
フランスのロックバンドの新譜。
UKロック的な雰囲気も醸し出しつつフレンチポップ感も同時に強く感じさせる。
作風が耳に優しい。
最近こういう垂れ流しできる系のアルバムは結構聴いちゃいますね。
10.Tune-Yards 「sketchy.」
ローファイなサウンドが持ち味である、アメリカのエクスペリメンタル音楽プロジェクトの新譜。
R&Bやファンク的アプローチを色濃く感じさせながらも、実験的な作風が光る。
全体的にキャッチーな作品ではないけれども、楽曲全体の構成として、相当アヴァンギャルドさが際立ちますね。面白い作品です。
おまけ.Weezer 「OK Human」
Weezerの新譜出てましたね。
尚まだちゃんと聴けてない模様。しっかり聴こうと思います。