2021年1月期に聴いて良かったと思う曲・アルバム10選を紹介します。
選定ルール
- 2021年1月中に初見で出会った作品
- リリース日で縛りは設けないけど、出来るだけ直近の作品をチョイスする
- ジャンルも縛りはせず、直感で良いと思ったやつをチョイス
- ランキング形式とかにはしない。ややこしくなるし
- アルバム/シングルは特に考慮しない
聴いて良かった作品10選
1.RED ORCA 「WILD TOKYO」
金子ノブアキの新プロジェクトとして立ち上がったらしいRED ORCA。
シンセをガッツリ入れ込んだヘヴィロックなサウンドとラップをメインとしたボーカルラインは、ちょっと懐かしいミクスチャーの香りを感じさせつつ、現代仕様へのブラッシュアップを見事に遂げている。
僕世代はこういうの刺さる人多そうです。かっこいい。
MADとか好きな人は割とツボに近い作品なんじゃないかと思います。
2.CHAI 「ACTION」
ハウステクノ的なシンセの拡がりと、ミニマルなサウンドのドラムが心地良いCHAIの新譜。
おしゃれな服屋のBGMでかかってそうな1曲。
作業用BGMとしてもピッタリ。
3.Eartheater 「Phoenix: Flames Are Dew Upon My Skin」
幻想的かつ終末感を漂わせるEartheaterの「Phoenix」
アンビエントなサウンドに絡む独特なメロディラインが癖になる。
美しくも儚さを感じさせる楽曲達は、是非アルバムを通して体感して欲しい。
4.ichikoro 「enemy」
主にゲスの極みの人達が所属するインストバンドichikoro。
彼らの色が色濃く出ているオシャレでジャジーでプログレッシヴな1曲。
5.Die Antwoord 「HOUSE OF ZEF」
南アフリカのヒップホップグループの去年発売のアルバム。
3月リリースの作品ですが、年始くらいに新譜が出ていることにようやく気付き、急いで聴いたのがつい最近のこと。
作風としては割とスタンダードなヒップホップアルバムですが、結構フックになる曲が多い。ヨーランディのラップが特に。
6.Robert Glasper feat. H.E.R & Meshell 「Better Than I Imagined」
Lo-Fiなサウンド、ロバートグラスパーのピアノ、H.E.Rのコーラス全てが美しい1曲。
カオスなジャケ画もオシャレで良いですね。
7.Arca 「Madre」
つい最近(1/22)にリリースされたArcaの新EP。
前作のアルバム「KiCK i」と比べると、今回のはかなりクラシカルで荘厳な作風。現代音楽って感じ。
2曲目「Violo」はアカペラとインストも付いて2度3度おいしい(?)
8.Emma Ruth Rundle & Thou 「MAY OUR CHAMBERS BE FULL」
Emma Ruth RundleがアメリカのスラッジメタルバンドであるThouとコラボレートした今作。
いや、凄いですねこの作品は。
ヘヴィでグランジなサウンドとEmmaの声が完全にシンクロしている。
やっぱこういう気怠そうに歌うシンガーは、この手のやつと相性良いんですかね。
あとスクリームも結構えげつない。凄まじい二面性。
9.killie 「犯罪者が犯した罪の再審始まる」
これは完全にサブスクでたまたま発見したやつ。かっこいいと思ったのでピックします。
日本のハードコアバンドですね。
最近のハードコアバンドって歪みが少ないギターの音作りするところ、ちらほらいますよね。流行だと思うんですけど、この手の音大好きです。
10.Eve「廻廻奇譚」
恐れながらつい先日、この曲とEveという方を知りました。
かっこいいですよねこの曲。イントロのポジパンっぽいギターリフが凄い好きです。
ちなみにアニメの方は見たことないので、誰かにしつこくオススメされるのを静かに待とうと思います。