レクリエーショナル・ビークル的音楽雑記

音楽にまつわるお話を徒然なるままにします。好きなもの紹介・新譜レビュー等

日本のシンガーの発声スタイルの変遷-その3-

前回までのあらすじ

50~70年代の所感

日本のシンガーの発声スタイルの変遷-その1-


80年代の所感

日本のシンガーの発声スタイルの変遷-その2-

 

80年代でチャゲアスを取り上げようと思ったのですが、ミスりましたね。
今回も恐らく情報過多気味ですが、90年代のシンガーの傾向をまとめていきます。

 

1990年代:日本音楽黄金期、際立つキャラクターの時代

冷戦が終結、先進国ではテクノロジーが急速に発展すると、社会面で大きな動きがあったこの時代。

世界ではNirvanaを中心としたグランジの流行や、ヒップホップの台頭、ロックの衰退などが起こる。

 

日本では小室哲哉サウンドが流行。
また、バンドブーム最盛期の時代でもあり、ヴィジュアル系などの異色の存在がバンド業界を大きく活性化させていく。

(今回も80年代に引き続き男性、女性アーティスト別で紹介します)

 

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新曲を公開しました。

こんばんは、鷺です。

 

今回はシンプルに宣伝です笑

弊バンドのRV≠CASEから新曲のLyric Videoが公開されたので、ブログにも掲載させて頂きます。

 

2曲あります。シンフォニックな感じのやつと、アンビエントっぽいやつです。

良かったらご覧ください!

追々、この2曲含めた新曲たちを、サブスク等で配信する予定です。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

日本のシンガーの発声スタイルの変遷-その2-

<前回までのあらすじ>

50~70年代のまとめはこちら。

日本のシンガーの発声スタイルの変遷-その1-

曲を厳選していたら、大好きな尾崎紀世彦を紹介し忘れてちょっと後悔しています。

 

今回からは情報量が非常に多い為刻んで紹介。
日本音楽界の隆盛期といってもいい80年代をまとめます。

 

1980年代:バンドブームによる新しい歌い方

インターネットが登場し、テクノロジーという概念が表出化したこの年代。

音楽シーンではヘヴィメタルが最盛期を迎える。

また、電子音楽シーンとしてテクノというジャンルが確立され、クラフトワークなどのグループが中心に活躍を見せる。

 

日本としてはバブルを迎えていた年代でもあり、アンダーグラウンドな領域が活発化。
世界的流行を汲み取った、先鋭的な鬼才達が多数現れることになる。

(この年代から爆発的に情報量が増えるので、男性、女性シンガーに分けて紹介します)

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日本のシンガーの発声スタイルの変遷-その1-

最近の歌手ってみんな歌上手いけれど

Youtubeやサブスクでニューリリースの曲を聴く度、よく思うことがある。

最近のシンガーって歌上手くて当たり前の様な状況だよね、と。

 

時代と共にボイストレーニングも進化していき、尚且つ一般大衆性を強く帯びてきているし、その影響は計り知れないものがあるのだろう。

最近は一般の人でもプロクラスに歌が上手い人も時々見るし、日本の歌うことに対しての整備された土壌というのは素晴らしいなとしみじみ思う。

 

一方でそのシンガー特有の癖というか、絶対的な個性を持つ人というのが少なくなってきた様にも感じて、それは少し寂しく感じたりもするのだ。

整備された教育は、時として画一化を引き起こしてしまうのかもしれないな、と考えたりもする。

 

時代ごとの歌唱スタイルの変遷

では、昔はどうだったのだろう?

何だかんだ言って、そんな絶対的な個性を持つシンガーって昔もそうそういた訳じゃないんじゃない?

昔は昔で、時代ごとに共通した要素を持っているシンガーは多かったんじゃないか?

と思ったので、時代ごとの歌唱スタイルの傾向というものを、自分なりに考えてみようと思う。

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日本の音楽ブームメントに於けるリバイバルの意味を考える

ブームメントとしての「リバイバル

あらゆる事物にブームメントという概念は存在する。

このブームメントという気流を使って商業効果を生み出すということは、資本主義下の成長戦略として1つのセオリーである。

 

また、ブームメントには「リバイバル」という1つの周期性を伴った概念も併存する。

例えばファッション。

少なくとも2010年代の後半以降、ハイファッションブランドはストリートブームを牽引してきたし、それは90年代ストリートブームの再来とも言われる。

飽和化した概念でありふれた現代の賢者達は、旧式の栄華を持ち出し、形を変えては新たな科学変化を生み出すことを試行するのだ。

 

そして、音楽に関してもリバイバルという概念は存在している。

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インダストリアルメタルで良い感じの曲10選

こんにちは、鷺です。

寒さに弱過ぎて、ここ最近の寒波で必然的に外出自粛となっております。

政府からの要請を受けるまでもありませんね。

 

さて、初記事ということで、一応メタルっぽいことをバンドではやっているので、その界隈からやれればと。

メタルという音楽は結構な数の分派があるジャンルかなと思うんですが、今回はその中でも僕が愛して止まないインダストリアルメタルから好きな曲10選という形で紹介します。 

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自己紹介

ふと気付く

ファーストインプレッションでの衝撃も、良いものに触れた時の感動も、煌めきを放つ思い出である。

が、この現代社会に於いては砂塵の如く細やかな記憶の一粒子に過ぎない。

 

日々怒涛の様に押し寄せる情報や事物という濁流に圧され、次第にその思い出は色を失っていく。

況してや人生という旅路には否が応にも立ちはだかる現実があり、そいつは我々人間に順応を求め、幻想の風化に拍車をかけるのである。

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